KFA第22回熊本県フットサルリーグ2018 1部
1/27(日)18:30 @大矢野総合体育館
第10節
エンフレンテ熊本 4-0 BTT
長かった2018シーズンもようやく最終節。全日本選手権の影響でこの日に延期となっていた対戦カードが優勝決定戦という奇跡的な巡り合わせとなった。
前節フォルツァ戦で優勝を決めることはできなかったが、5点差以内の敗戦でも優勝が決まるという有利な状況で今節を迎えることができた。
対戦相手はBTT。手の内を知り尽くした相手だけに苦戦が予想される展開となりそうだ。
市内から約1時間半かかる大矢野での18:30キックオフの試合にも関わらず大勢のサポーターの皆様が応援に駆けつけてくださった。
スターティングファイブは守護神#41本田、FPは#52中山、#55藤本、#77今村、#88澤田の高校生セットで序盤から勢いを持っていきたいところだ。
定位置攻撃はピヴォに入る澤田のボールキープを活かす3-1のシステム。ボールを失った後もハイプレスでショートカウンターを狙う。
開始早々に中山のボール奪取から藤本が決定機を迎えるも決めきれず。#7坂田、#10有川、#21深井、#23平野で構成されるクワトロにチェンジ。
ボールを繋ぐもビッグチャンスには至らず。続く#8南、#19山﨑、#49塩山、#97冨田のシステム無しセットで守備に安定感をもたらす。
試合が動いたのは前半12分。
CKのサインプレーからマークを外した有川が豪快に蹴り込み1-0とする。有川は前節に続き2戦連発の好調ぶり。
その後は相手の強烈なミドルシュートなどでピンチを作るも本田の好セーブで事なきを得る。
このまま前半終了かと思われた前半残り30秒のところでこの試合が加入後初出場となった#22興津のシュート性のボールをファーで深井が詰めリードを広げる。
このゴールにより2-0となり、メンタル的に楽になったところでハーフタイムを迎える。
後半開始4分。
有川の突破からGKと1vs1の場面を作ると、シュートのこぼれ球を坂田がボレーで叩き込み3-0と差を広げる。
そのまま時間が経過し、優勝が確実視できる状況となったところでパワープレーに入る。
ボール回しから何度かチャンスを作るも決めきれず。再び通常のローテーションに戻る。
スコアが3-0のまま終盤まで経過すると、残り28秒のところで4点目が入る。
深井と坂田のコンビネーションから深井がまたもファーで詰めてダメ押し点を記録。
4-0で試合を終えた。
この結果エンフレンテは今季初の無失点試合で県リーグ1部初優勝を飾った。
次は九州リーグ昇格を懸けて、2月16,17日に福岡県で開催される九州8県の1位が集まる各県決勝大会に進出する。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)
No.21 深井 大熙
各ハーフの終了間際に2得点を挙げる活躍。球際の強さと読みの鋭さでボール奪取を連発し、攻撃の起点となり続けた。シーズン後半から得点力も向上し、重要な試合での勝負強さも垣間見える。攻守に存在感を増す大黒柱だ。
得点経過
11:22 #10 有川 貴巳弥 1-0
19:28 #21 深井 大熙 2-0
23:31 #7 坂田 修哉 3-0
39:32 #21 深井 大熙 4-0