KYFA第13回九州各県フットサルリーグ決勝大会
2019/02/16(土) 15:00 @福岡市総合体育館
グループB
エンフレンテ熊本 6-9 Club Atletico Fukuocana
九州全8県のリーグチャンピオンが九州リーグ昇格を懸けて戦う「各県決勝大会」。エンフレンテ熊本は熊本県リーグを初優勝したため、この大会にも初の参加となった。
8チームが2つのグループに振り分けられ、各グループ1位が九州リーグ昇格、2位はプレーオフに回る。2日間で3試合を戦うタフな日程となるが、エンフレンテファミリー一丸となって戦い抜きたい。
初戦で対戦するのは福岡県代表「Club Atletico Fukuocana」(以下、フクオカーナ)。強豪揃いの福岡県リーグを無敗で優勝した九州屈指のチームだ。また、エンフレンテOBの中村永遠(#19)も在籍するなど楽しみな試合となった。
スターティング5はGK#41本田,#10有川,#18與那城,#77今村,#91赤﨑の3-1セットで挑む。
試合は早々に動く。
開始33秒でフクオカーナ#7安部に短いピヴォ当てから強烈なシュートを叩き込まれ0-1。
数分後に流れを引き戻すべく#7坂田,#21深井,#23平野,#55藤本のクワトロセットを投入。
すると4分、キックインから藤本がニア上に叩き込み1-1の同点とする。相手を勢いに乗せない貴重なゴールとなった。
3セット目はガッツセット。#4川口,#8南,#19山﨑,#97冨田の守備に定評のある4人で試合を整える。
しかし、6分に福岡県リーグ得点王であるフクオカーナ#9松尾の個人突破から左足で決められ1-2とされる。
9分に平野がキックインのサインプレーから得点し2-2と追いつくも、13分,17分と立て続けに失点し前半を2-4で折りかえす。
後半は調子の良いクワトロを多用するローテーションへと変化させ、逆転を狙う。
ところが23分に不用意なボールロストから相手のエース#10安松に決められ2-5と差を広げられる。
しかし、ここからエンフレンテの怒濤の反撃が始まる。
24分に相手陣地でのボール奪取から平野が冷静に流し込み3-5。27分にはロングボールを冨田が競ったこぼれ球を川口がインサイドでしっかりと決めきり4-5。
そして29分には平野が深井とのコンビネーションから右足で蹴り込み、5分間で一気に同点に追いついてみせる。
両チームの大応援団もより一層熱を帯びる中、32分,33分とフクオカーナ#18中井に立て続けに押し込まれ5-7とその差を広げられる。
34分にもフクオカーナ#16西川にミドルレンジから蹴り込まれ5-8とされる。
この直後からパワープレーを発動。36分に平野のこの試合4点目で6-8とするも、38分にフクオカーナ#15首藤に決められ6-9。
最後まで点差を縮めようとするもゴールを脅かすに至らず。そのまま6-9で試合終了となった。
公式記録で300人(他の試合は100人程度)もの観客数と発表があったように、両チームの応援団(エンフレンテはスクール生やU-18,ベンチ外の選手たち)による大迫力の応援もあり、この日最大の盛り上がりを魅せた試合となった。
これで翌日の2試合に勝利しなければ昇格は難しくなった。最後まで諦めることなく戦い抜きたい。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)
No.23 平野 涼太
シーズン中は10試合5得点に終わっていたが、この試合だけで4得点と大爆発。得点シーンだけでなく、最後尾からのパスでも攻撃陣を牽引した。
得点経過
00:33 フクオカーナ 0-1
03:59 #55 藤本 毅 1-1
05:09 フクオカーナ 1-2
08:54 #23 平野 涼太 2-2
12:39 フクオカーナ 2-3
16:51 フクオカーナ 2-4
22:28 フクオカーナ 2-5
24:00 #23 平野 涼太 3-5
26:23 #4 川口 航平 4-5
28:13 #23 平野 涼太 5-5
31:20 フクオカーナ 5-6
32:19 フクオカーナ 5-7
33:41 フクオカーナ 5-8
35:51 #23 平野 涼太 6-8
37:44 フクオカーナ 6-9